東洋大学教職員組合は、組合に加入した教職員である「組合員」と、組合の運営を担う「執行委員」で構成されます。
「組合員」はそれぞれが働く学部や部署に応じて、「分会」という単位の組織に所属します。そして、「分会」の運営を担う「分会代表者」のもとで、交流を図るほかに、執行委員の活動を「支える仲間」として未加入者の勧誘に取り組んでいただければと思います。
「執行委員」は、教員・職員の処遇や職場環境の改善を求める「団体交渉」のほかに、「分会」と連携して組合基盤の強化を図る「組織整備」(組合への加入率の向上や勉強会の実施など)を担います。
右の図にあるように、労働者の要求実現は、団体交渉の場における交渉のみならず、組合の規模そのものによっても左右されます。
つまり、「組合員」の数が減少すれば、「執行委員」が提示する春闘要求の実現も困難となります。
したがって、本学の教職員の多くが望む「賃金のベースアップ」や「定年延長」などの実現には、執行委員の交渉力を強めるために、組合員の方々による「数のサポート」が不可欠です。
組合員の皆様には、「数のサポート」の充実のためにも、新規組合員の勧誘にご尽力を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
*近年の団体交渉等で得た成果の一部を以下に紹介します。
・ベアの代替措置としての特別一時金の獲得!
・教員教育研究予算の10万円未満の物品購入に見積書や事前の理由書が不要に。
・新型コロナ対応慰労金を、常勤・非常勤問わず、すべての教職員へ支給。
・教員の大学入試共通テストの手当て増額を実現(1,500円/時間→2,000円/時間)。
・職員残業時間管理:30分単位から1分単位の入力システムへの変更を実現。
・就業時間外の活動への不当介入(許可制)を排除し、合理的な制度に(届出のみ)。
・インフルエンザ予防接種補助増額を実現(2,000円/年度 → 2,500円/年度)。
一人では小さな声でも、集まれば大きな力になります。皆様の処遇や教育・研究・職場環境の改善につながる取り組みをよりいっそう進めるために、一人でも多くの教職員の皆様にお力添えをいただきたく、教職員組合へのご加入をよろしくお願い致します。